4姉妹の大阪珍道中 ② [旅行]
大阪に着いた日はちょうど1000年の歴史を誇る天神祭の本宮の日。
こんなチャンスは2度とない?という事で日本三大祭りのひとつを堪能しようじゃないの。
4時から陸渡御の行列が始まり、6時からは船渡御がスタート、7時過ぎからは
奉納花火も上がるらしいと聞き、わが4姉妹がとった行動は・・・・・
まず、4時の行列が始まる前にひと通り出店を見て回り、巡航する船の準備が進む天神橋から天満宮まで歩き、行列がスタートする瞬間を人並みを掻き分け、一番前でこの目で確認した後はお祭りの雰囲気はしっかりと味わったからいいよね、との意見が一致。
「それっ」と人ごみを離れ、
近くの目に付いた食堂で、まずは暑さで悲鳴をあげていた喉をビールで潤し、お腹を満たした。
空腹で歩き回った後だからビールのおいしいこと、でも酔いがまわるのも早い!
次は、まだ日の沈まぬ明るいうちに梅田スカイビルの空中庭園に行って、そこで花火と夜景を見ようということになった。決めたら行動の早い4人。タクシーで直行だ。
思いのほか人は少なく(まだ5時ちょっとすぎ位だからかな)地上173mの、
風を肌で感じるまさに天空に浮かぶドーナッツのような屋上は開放感にあふれ
空中散歩しているような感じで楽しい。
日没までかなり時間があるのですぐ下の階の展望フロアも探検したら
いい具合に 「エスカルゴキャビン」 なる、多分恋人同士には
最高に二人の世界に浸れるであろう一段高くなった魅惑的な展望スペースがいくつかある。
われわれ4姉妹で1箇所占拠させていただき?(4人もいれば何も怖くない)、またもやコーヒーとお菓子とおしゃべりで時間をつぶす・・・
空が暗くなってきたら周りの景色は刻々と色を変え別世界にといざなう、
六甲山に沈む夕日、大阪駅の周辺のきらめき始めたビルの合間に花火も見えて、やったね!綺麗だねワンダフル!
そして屋上に出てみると、なんと蓄光石で舗装された回廊が星のように光る。まるで光り輝く道だ。
星空の下で星空の上をあるいているような気分で、これは幻想的。若ければ(恋人となら?)もっと感激でしょう
恋人たちのエスカルゴキャビンを確保して?待った甲斐があったというものです。
美しい360度の景色を眺められる個性的な梅田スカイビルでの大阪の夜は、夜景大好きの私には大満足の時間だった。
その日はツアーパックのホテルには泊まらずベスの家に押しかけ、ベスのダンナも
加わって、時間を忘れるほどに宴会は延々と続いたのだった。
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