「ひまわり」と「シェルブールの雨傘」 [映画]
お昼に友人とランチした後、そのまま、先週に続きあの新橋文化劇場へいった。
「ひまわり」と「シェルブールの雨傘」2本立て
どちらも戦争のために引き裂かれ、最後はお互いに別々の人生を送ることになる悲しい愛の物語だ。
「シェルブールの雨傘」で汽車に乗って戦地に向かう彼を見送るシ~ン、
ガタゴトと走り出した汽車とともに、こちらの劇場でも列車が通過する揺れが・・・
なんというタイミングなの、まるで計ったみたいにぴったりで・・・・
悲しいシーンなのに、おもわずニヤリとしてしまった私。
音楽も素敵、カトリーヌ・ドヌーブが本当に若くて美しい!
「ひまわり」のマルチェロ・マストロヤンニは甘くて渋く、
ソフィアローレンは私の好みでは無いけれど
必死に夫を生きていると信じて探し回る姿は凛としていてたくましい。
ヘンリー・マンシーニの美しく抒情的な音楽
画面いっぱいに広がるひまわり
意味があると分かった後で見るエンドロールのひまわり
もし自分があの時代あの環境にいたらどういった選択をするのだろうか・・・
戦争の不条理さを考えさせられ、何度見ても切ない余韻が残る
そうそう。映画の最中の傘屋さんのシーンで、
ふと、朝持って出た日傘が無いのに気付いた。
そうだランチをしたお店!と気づき、帰りに取りにに寄ったのでした(笑)
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